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山梨県の銘菓・信玄餅
◆山梨のお土産の定番
山梨県にはさまざまな観光土産がありますが、その中で特に有名で人気なのが求肥加工した餅にきな粉をまぶし、黒蜜をかけて食べる信玄餅です。
信玄餅は昭和43年に老舗和菓子店・桔梗屋で生まれました。
山梨県では古くからお盆の時期に餅にきな粉と黒蜜をかけた安倍川餅(あべかわもち)を供えて食べるという風習がありました。
これをヒントにお盆時期だけでなく一年中たべることができる餅を作ろうと開発されたのが信玄餅です。
誕生当時、外装が風呂敷という形態は全くない斬新なものでした。
そのため、同業者からは「売れるわけがない」と冷やかされたそうです。
しかし、発売後にはそのユニークな包装が話題となって好評を得ます。
そして、現在まで人気の土産品として注目を浴び続けているのです。
◆2種類ある信玄餅
信玄餅には、桔梗屋の「桔梗信玄餅」と、金精軒の「信玄餅」があります。
どちらも老舗和菓子店で、製法は同じです。
では、この2種類の何が違うのか・・・?
ずばり名前だけが違います。
桔梗屋が昭和43年に先に信玄餅を発売。そして、その数年後の昭和47年に金精軒が発売を開始しました。
信玄餅の誕生のルーツは桔梗屋なのですが、「信玄餅」という商標を取得していたのは金精軒だったのです。
そこで桔梗屋は、商標に関する紛争を避けるために「桔梗」という文字を頭に入れて「桔梗信玄餅」と名前を変更したのです。
名前は違いますが製法は同じなので、どちらを食べてもおいしいことに間違いありません。
◆おいしい食べ方は?
信玄餅はきな粉がたくさんまぶしてあり、小さい容器の中に絶妙な量の黒蜜を流し込まなければいけません。
そこで、桔梗屋が薦めるおいしい食べ方を少しだけご紹介します。
その前に・・・
食べたことがある人は分かると思いますが、信玄餅はどうしてもきな粉がこぼれたり、黒蜜が溢れてしまうんです。
そこで活躍するのが外装のビニールの風呂敷です。
この風呂敷を捨てることはせずに、開いたまま容器の下に引いてください。
ランチマットのごとく、こぼしたきな粉や黒蜜を受け止めてくれます。
準備ができたら、お好きな食べ方で存分に味わってみてくださいね!
*パターン1
容器内の三つに切れているお餅の真ん中のものを、附属の爪楊枝で持ち上げる。
持ち上げた隙間から空いたスペースに黒蜜を流し込む。
持ち上げてるお餅から黒蜜、きな粉と混ぜて食べる。
*パターン2
お餅を容器から風呂敷へ取り出し、容器の中に黒蜜を全て流し込む。
取り出したお餅を、黒蜜ときな粉にディップしながら食べる。
*パターン3
広げた風呂敷の上に、容器内のお餅ときな粉を全て出して黒蜜もかける。
風呂敷を包み、お餅にきな粉と黒蜜が絡むようにもみ込んで食べる。
おすすめは黒蜜ときな粉が満遍なくからむパターン3です(笑)
※もっと詳しく知りたい人は、桔梗屋のホームページをご覧下さい
出稼ぎで訪れた際には、ぜひ信玄餅をお土産にしてお家でお好きな食べ方で味わってみてくださいね!
山梨県で出稼ぎをお考えの方は、ぜひ出稼ぎドットコムまでお問い合わせください。
ご連絡、お待ちしております。
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