鹿児島観光の寄り道。主役に負けない脇役たち（鹿児島県） | 風俗のお仕事コラム

鹿児島を訪れる人の目的とは何でしょうか。桜島はどんな目的で訪れる人も一度は目にしていくでしょう。しかし桜島と並び立つほど重要な鹿児島の要素とは、やはり幕府を切り開いた偉人たちとそれにまつわる歴史の魅力ではないでしょうか。鹿児島観光をやり残し、後悔のないものにするにはやはり多少なりとも歴史の知識が必要になってきます。しかし事前に知れることには限りがあります。そこで、まずは鹿児島の歴史的名所を巡り、そのあとでも結構です。時間があれば「維新ふるさと館」を訪ねてみるのはいかがでしょうか。程よく歴史への興味が熱を持ち始めた頃ならば、鹿児島の歴史と魅力的な偉人たちの遍歴をより深く理解できる「維新ふるさと館」は必ずや楽しめるはずです。

内部にはお客さんを飽きさせない様々な工夫が凝らされており、子供でも楽しめるゲームや、着ぐるみキャラクター「西郷どん」が快く人々を迎えてくれます。音声、映像が多く用意されていて、美術館や博物館のような堅苦しさは極力感じないよう配慮がされています。鹿児島中央駅から徒歩で訪れることができ、入場料も手頃で、ちょっとした観光の空き時間にも休憩がてらに立ち寄れるという点でお勧めのスポットです。とにかくジオラマや体験参入型の展示が多いのが特徴で、ドラマも上映されています。

近くにはショッピングモール「アミュプラザ鹿児島」があるので、「維新ふるさと館」とセットに考えてそちらでお土産を調達するというプランもおすすめです。大型のショッピングモールで、鹿児島のどこかで買える物ならば大抵のものは手に入ってしまうので、土産物に悩んでいる方には絶好のストアです。

JR鹿児島駅から鹿児島観光客御用達のバス「カゴシマシティービュー」に乗ってしばらくの場所にある「城山展望台」から眺める桜島の絶景は一生忘れられないと評判です。「カゴシマナイトビュー」には夜景コースというものが選べるのですが、その時間帯に利用して展望台に上るとまたお得感が増すことでしょう。この「城山展望台」は鹿児島市内の夜景を望むにもまた絶好のポイントで、まさに鹿児島観光を楽しむ上では外せないと言えるほど重要な位置取りなのです。桜島が有名だからと桜島に上陸してしまってはその貴重な全景を楽しむことは難しくなってしまいます。もちろん桜島上陸にも楽しみがありますが、いずれにしても「城山展望台」のことを心にとめてから桜島に挑むことをおすすめします。

展望台には駐車場も完備され、無料で利用できます。車でお越しの方にも嬉しい配慮ですね。土産物店も複数配置されていて、ショッピングや食事に困ることもありません。夜景を楽しむために夜に訪れるのなら、付近の城山観光ホテルを利用するのが便利です。このホテルをおすすめする最大の理由は併設されている「ガーデンレストラン ホルト」の質の高さにあります。せっかく観光に来たのですから、鹿児島産の食材を思う存分堪能できる、普段より少しグレードの高い食事を味わいたいものです。そんな方にはおすすめできるこの「城山展望台」周辺地域。宿と食と絶景が約束されます。

鹿児島市の源泉数は約270あり、これは日本の県庁所在地では最多を誇ります。温泉というとどうしても山奥、田舎まで足を延ばさなければならないイメージがついて回りますが、鹿児島は市内でありながらごく当たり前にお風呂に入る感覚で数えきれない種類の温泉を堪能できるという贅沢な一面を持っています。市内の銭湯はほとんどすべて温泉という他県では考えられない状況は、観光で訪れる人々にとってはうれしい悲鳴でしょう。旅は楽しいものですが、それゆえに一日歩き回れば宿に戻ったときにはくたくたです。良質な入浴体験が約束されているというのは嬉しいものですね。

鹿児島では至る所に温泉が湧き、無料で利用できる足湯も多く点在します。設備が整っていて泉質も実に豊富なため、中では珍しい飲める温泉も存在します。古くから湯治としても活用されてきた、人を選ぶことのない温泉地鹿児島を楽しむためには、事前に有名どころを押さえておくといいでしょう。

とにかく温泉が日常に溶け込んでいる鹿児島では、温泉は何も貴重で特別なものではありません。それゆえ入浴料も銭湯かと思われるほど安く、だいたい300円台で入れてしまいます。宿に宿泊するならその宿の浴場を利用するのがいいでしょう。きっとそこも温泉になっています。しかし日帰りで訪れる観光客にも優しい温泉施設も多数あります。

温泉を重視して選ぶ温泉宿としては、「霧島観光ホテル」が旅の情緒を満喫できるロケーションにあり、おすすめです。霧島唯一の展望温泉が楽しめ、豊かな自然に囲まれていて、温泉に来たという感慨にしみじみと浸れることでしょう。