幻想的な鍾乳洞「あぶくま洞」で洞窟探検しよう♪

幻想的な鍾乳洞「あぶくま洞」で洞窟探検しよう♪

大自然の造形美「あぶくま洞」

福島県田村市にある鍾乳洞「あぶくま洞」。およそ8000万年という長い時間をかけて創られた鍾乳洞は、観光鍾乳洞として日本最大級の規模を誇ります。全長3000m、公開部600mの洞内は、舞台演出用の調光システムを用いた「月の世界」や大きく流れ落ちる滝のような鍾乳石「白磁の滝」、高さ29mの洞内最大のホール「滝根御殿」など見どころがいっぱい!途方もない長い時間が作り上げた鍾乳洞は、それぞれ形から見立てた名前が付けられています。洞内は年間を通じて気温が15度前後でほぼ一定しているので、冬は暖かく、夏は涼しいのも魅力的。また、福島で唯一認定されている「恋人の聖地」でもあります。

見どころ

◆あぶくま洞最大のホール「滝根御殿」
洞内最大のホール「滝根御殿」は、色々な形の鍾乳石が観察できるメインスポット。公開部分最上層にある高さ29mのあぶくま洞最大のホールです。滝根御殿では、クリスタルカーテンやボックスワーク、洞穴シールド、石化の樹林、洞穴サンゴなど、ここでしか見ることのできない貴重な鍾乳石を間近で鑑賞することができます。

◆滝根御殿に次ぐ大空洞「竜宮殿」
まるで深海に佇む竜宮城のような、高さ約13mあるホール「竜宮殿」。
分厚いフローストーンや巨大石筍、壁に付着した石粒など個性的な鍾乳石を鑑賞することができます。

◆日本初の調光システム「月の世界」
あぶくま洞の最後を飾るのが「月の世界」。鍾乳洞内にはいろんなタイプの鍾乳石があるのですが、ここではほぼすべての種類をじっくり見ることができます。日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムを導入しているため、暗闇から朝日が昇り、夕日となって沈むまでの幻想的なシーンを眺めることが出来ます。

他にも、鍾乳石の表情が妖怪のように見えることから名前がついた「妖怪の塔」や、天上から流れ落ちるように石が垂れる「白磁の滝」、ぽっかりとあいた空間がなんともいえない「せせらぎの間」など見どころ満載です♪

季節のイベントも開催

初夏には鍾乳洞の外に約5万株ものラベンダーが咲き誇る「ラベンダー祭り」、秋にはステージショーや縁日などが開催される「秋祭り」、冬には洞内の天然音響効果で生の音楽を楽しめる「コンサート」など、季節ごとにいろいろなイベントが開催されています。これらのイベントに合わせて尋ねてみるのも面白いかもしれませんね。

<基本情報>
名称:あぶくま洞
住所:〒963-3601 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
営業時間:8:30−17:00(夏期) 8:30−16:30(冬期)
入場料:1200円(探検コースは+200円)
定休日:無休
駐車場:700台(無料)
アクセス方法:【電車】磐越東線「神俣駅」よりタクシーで約5分
【車】磐越自動車道「小野」ICより約15分

いかがでしたか?
あぶくま洞の見学ルートは、30分~40分かけて歩く「一般コース」と、40分~50分かけて歩く「探検コース」の2種類あります。出稼ぎで福島県に訪れた際は、是非歩きやすい恰好で足を運んでみてはいかがでしょうか♪

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