うさぎが駅長！？フラワー長井線・宮内駅（山形県） | 風俗のお仕事コラム

山形県南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅の間を走るローカル線「山形鉄道　フラワー長井線」。その名の通り沿線には花の名所が多い「フラワー長井線」ですが、なんと、うさぎが駅長を勤める駅があるんです！

うさぎが駅長を勤めているのは、南のターミナル赤湯駅から２駅のところにある「宮内駅」。
ここには、駅長を務める白兎の「もっちぃ」。そして駅員の「ぴーたー」と「てん」の三羽が駅長室にいます。三羽ともサービス精神旺盛で、人を怖がることなくいつも近くに来て愛らしい姿を見せてくれるそうです。

もっちぃが宮内駅の駅長に就任したのは、２０１０年。
利用者が年々減少し、廃線の危機にさらされていたフラワー長井線ですが、「駅にミニ動物園を作りたい！」という一人の新入社員が白兎の「もっちぃ」を駅長にしたことで話題になり、フラワー長井線の利用客が増加しました。
３羽の兎が駅員になった理由は、近くの熊野大社に、『本殿の裏手の彫刻にうさぎが３羽、功名に隠し彫りされており、全てを見つけることができたら幸せになれる』という古くからの言い伝えがあったからだそうです。

フラワー長井線には、赤湯駅から１２駅行ったところに「白兎駅」という駅あります。この駅は、女優の上野樹里主演の大ヒット映画『スウィングガールズ』のロケ地としても有名な、田んぼの中にあるとても小さな駅です。

白うさぎのもっちぃは当初この駅の駅長になる予定でしたが、一日平均２０人も利用しないこの駅は駅舎も小さい無人駅。とてもうさぎが過ごせる環境ではなく、残念ながらこの駅の駅長には就任出来ませんでした。かわりに駅舎の壁にはうさぎの耳が描かれ、中にはうさぎの彫刻が飾られています。

また、「白兎駅」の周囲には田んぼしかなく線路に沿って道路が通っているので、障害物を気にすることなく思う存分写真を撮ることが出来ます。駅に停車する前後の列車はスピードも遅いのでスマホでも簡単に撮影することが出来ますよ！

フラワー長井線は、宮内駅の駅長がうさぎであることから、車体にうさぎの絵がラッピングされています。車内もかわいくラッピングされているので、乗車になった際は、是非記念に写真を撮ってみてくださいね！


いかがでしたか？
山形県に訪れた際は、是非かわいい白兎のもっちぃに会える「フラワー長井線」の列車に乗ってみてはいかがでしょうか♪