明日から使えるでら凄い名古屋弁

明日から使えるでら凄い名古屋弁

名古屋弁の特徴

独特の雰囲気と文化を持つ事で有名な名古屋の方言。あまり聞き馴染みがないのではないでしょうか?
今回は少しでも快適な出稼ぎライフを送れるよう、そんな名古屋弁の特徴をご紹介します。

アクセントの特徴

名古屋弁は、アクセントの位置がちょっと違う傾向にあります。
(標準語)「あ り↑ がとう」➡(名古屋弁)「あり が↑ とう」
(標準語) 「な↑ ごや」➡(名古屋弁) 「なご や↑」    

単語の発音変化

名古屋の人は猫のようにみゃーみゃー言うと言われますが、その原因として名古屋弁では、特有の母音の発音の変化があります。名古屋の人は2つの母音を連続して発音する場合に、ひとつの母音を伸ばして発音する癖があり、さらに「あい」「あえ」は「y」の子音を前につけて、「やー」と発音しているようです。

【例】行ってみたら? → 行ってみやぁ~、買ったら? → 買やぁ~、売ったら? → 売りゃあ~、立って → 立ちゃあ~、座って → 座りゃあ~、食べて → 食べやぁ~、飲んで → 飲みゃあ~。

また、テレビでよく言われる「えびふりゃ〜」は、実際に名古屋では使われていません。

よく使われる名古屋弁

・えらい→つらい、疲れた
・しゃびしゃび→(水分が増えて)うすまる、うすくなる
・ときときにする、ときんときんにする→とがらせる(鉛筆の先などを)
・ちんちん→とても熱いこと
・かぎをかう→鍵をかける
・ほうか→休み時間(放課後ではなく、休み時間のこと)
・机をつる→机をつり上げて運ぶこと
・ぱーぱー→開けっ放し
・お金をこわす→お金を両替する
・ほかる→捨てる
・メイエキ→名古屋駅
・けった→自転車(「ケッタマシーン」とも言われます)

その他の特徴

◆名古屋弁の代表語「でら」
標準語の「とても」という意味で使われる「でら」。とてもすごいは「でらすげえ!」と言います。また、より心を込めて言う場合は、「でぇ〜らすげーんだてー」と、「でら」の「で」を語尾を伸ばすように強調して言います。
よくテレビで紹介される「どえりゃぁ〜」は、本場名古屋ではあまり使われないそうです。

◆「だがや」は変化形が主流。
基本は語尾につく「だがや」。標準語の、そーでしょ、そーだよね、が「そーだがや」となりますが、だがやよりも、だがん、がや、がね、のように、だがやの変化形が今では主流だそうです。つまり、「そーだろ」は、「そーだがん」。「おいしい」は「うめーがや」、「やっているよ」は「やっとるがね」になります。
発音は、「だ」がつくときは「が」を強調→「そーだ“が"ん」
「だ」がつかないときは「が」の前の語尾を強調して話します。→「やっ“とる"がね」。濁音が多いのも名古屋弁の特徴ですね。

◆言葉を手短かに言いたがる。
例)あの人は話が長いので困る➡「あの人は話が長いで困る。」   
目が赤くなる➡「目が赤なる。」  
 
◆「~てる」は「~とる」になる。
「し“て"いる」「やっ“て"いる」などのように「て」は「と」に変わります。
例えば「しているよ」は「しとるわー」、「やっている」は「やっとるわー」になります。発音も「と」を強くして言うと名古屋弁に近づきますよ!

◆女の子が使うとかわいい「もん」と「まい」
名古屋弁がかわいいと言われる理由に「もん」と「まい」があります。
例えば「もん」は、「面白そうだから」が「面白そうだもんさあ」、「まい」は「○○しようよ」の代わりに使われるので、「行こうよ!」が「いこまい!」となります。



いかがでしたか?
名古屋の方言を理解して、出稼ぎライフを楽しんでくさいね♪

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