異端のお好み焼き専門店「壹錢洋食」

異端のお好み焼き専門店「壹錢洋食」

お好み焼の元祖「壹錢洋食」

お好み焼きのルーツとなった「一銭洋食(いっせんようしょく)」をご存じでしょうか?
一銭洋食とは、その昔、駄菓子屋さんがダシの水で溶いた小麦粉を鉄板で焼き、その上に刻んだネギなどを乗せてソースをかけた食べ物。つまり、安い素材『1銭』+ソースをかけている『洋食』が合わさって「一銭洋食」という名前になったそうです。そんな粉ものの元祖「一銭洋食」は今でも祇園の芸者さんや人々から愛されており、一銭洋食を売り物にしている「壹錢洋食(いっせんようしょく)」は、祇園の観光スポットにもなっています。

観光スポットになっている理由は、一銭洋食を売り物にしているからだけではありません。「壹錢洋食」は、あちこちに和服姿のマネキンがいたり、エロい絵馬がたくさん飾られてあったり、レトロおもちゃなどがある、とってもカオスなエンターテイメントを提供するお好み焼き屋さんなのです。

入り口はどこもかしこも作りこまれたギャグがてんこ盛り!「歓迎赤穂浪士御一行様」「歓迎水戸黄門御一行様」の立て札の横では、おしり丸出しの少年がおみやげの壹銭洋食を取られまいと犬から逃げています。因みにこの少年の名前は壹銭喰太郎(いっせんくたろう)といって、お店のマスコットキャラクターだそうです。

マネキンの看板娘

中に入ると、着物を着たマネキンがたくさん!「藤原紀香」という名札をつけたお姉さんが「おこしやす」と頭を下げていたり、他にも黒木瞳や堀北真希の名札をつけた常駐のマネキン看板娘が座っています。店内はおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさで、壁にはエロ絵馬がびっしり!お面、千住札、レトロおもちゃがあっちこっちにあります。このおもちゃなどは、料理が出てくるまでの間にお客様が退屈しないように置いてあるそうです。

メニューはひとつだけ!

店内で、食べられるメニューは、「壹錢洋食」(650円)一品のみ!飲み物の種類は、ビール・ハイボール・冷やしアメ・ラムネなどいろいろあります。壹錢洋食のお味は、素朴で懐かしい味。京都の九条ネギがシャッキシャキで歯ごたえがあります。ソースは通常、甘辛が出てきますが、辛めの味付けなので、甘めが好みなら、甘甘(甘口)、辛めが好きなら、辛辛(辛口)と伝えてくださいね。


<詳細>
名称:壹錢洋食(いっせんようしょく)
住所:京都府京都市東山区祇園四条通縄手上ル祇園町北側238
アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩1分
営業時間:【月~土】11:00~翌3:00【日・祝】10:30~22:00
定休日:無休
電話番号:075-533-0001
公式サイトURL:http://www.issen-yosyoku.co.jp/

いかがでしたか?
「壹錢洋食」は店頭で買って食べ歩きもできるので、出稼ぎで京都に訪れた際は是非立ち寄ってみてくださいね♪

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