ジブリ映画の舞台になった『鞆の浦』（広島県） | 風俗のお仕事コラム

あの坂本竜馬が宿泊した町としても知られており、また「崖の上のポニョ」を始め、様々な映画の舞台にもなっている歴史情緒溢れる広島県福山市の港町「鞆の浦（とものうら）」

宮崎駿が２００４年１１月に社員旅行で訪れた鞆の浦を気に入り、２００５年の春に一軒家を借り切って２か月間滞在し、さらに２００６年の夏に自炊生活をしながら散策する毎日をおくり、『崖の上のポニョ』として映画化したそうです♪

中心街には、江戸時代や明治時代からの古い建物を改装したカフェやお店が立ち並んでおり、至る所にポニョをモチーフにしたものやポスターなどがあります。

船着き場にはタイヤをつけた白い小さな漁船がたくさんあり、鞆の浦の風情が感じられます。
これらと同じようなデザインの漁船が、「崖の上のポニョ」の中にも出てきます。

そしてなんと！！
福山駅から｢鞆の浦｣まで、２時間に１本ぐらいの割合であの【猫バス】が運行されているんだとか！！

鞆の浦の中心街には、江戸時代や明治時代からの古民家を改装した喫茶店や飲食店がたくさんあります。

◆民芸茶処 深津屋
鞆の浦に滞在した宮崎監督が頻繁に通っていたとされるお茶屋さん。

◆茶房 田渕屋
田渕屋は鞆で油問屋を営んでいた商家をそのままに活用した茶房です。当時の繁栄を物語る大きな梁や中庭の蔵、台所など、また当時の面影に浸りながら田渕屋さん特製ハヤシライスなど軽食･喫茶を食べることができます。なんと、スタジオジブリのスタッフさんが泊まったそうです♪

◆茶房セレーノ
鞆の浦の美しい風景を楽しむならここです。路地を上がったあたりにあるので少々場所がわかりにくいですが、特に2階のテラス席では鞆の港が一望できます。時間を気にせずゆっくり過ごして欲しいとのことから、ドリンクさえオーダーすれば、食べ物の持ち込みはOKだそう。地元の食材を中心としたパンやケーキなどがあります。

鞆の浦には、江戸時代前期から戦前までの素晴らしい町屋建築が残っています。
いろいろな意匠や形態を楽しみながら、町並みを散策してみるのもオススメです♪

◆澤村船具店
朱色が映えるこちらの澤村船具店は、とくに古い表情の残る建物です。

◆太田家住宅
保命酒屋の建物を引き継いだ国指定重要文化財として、一般公開されているこちらの建物も必見です。
春には、珍しい雛人形が飾られていたりと、訪れる人を楽しませてくれます。

◆いろは丸展示館
１８６７年鞆沖で沈んだ龍馬と海援隊の船、いろは丸の引き揚げ物、龍馬のかくれ部屋、沈没状況のジオラマなどが江戸期に建てられた建物。鞆の町では「大蔵」と呼ばれている蔵の中に展示されています。
中では、龍馬グッズも豊富に取り揃えられているので、坂本龍馬ファン必見の場所と言えそうです。

◆福禅寺対潮楼
鞆の浦第一の景勝地として昔から愛されてきたお寺です。

鞆は港町なので、猫がたくさん住んでいます！
のんびりと暮らせるためか人懐っこい子が多く、猫のほうから積極的に寄ってきてくれます。何匹もの子が固まって住んでいるポイントもあるので、街を歩きながら探してみるのも楽しいですよ。



いかがでしたか？

「崖の上のポニョ」のほかにも、ドラマ『流星ワゴン』や映画『潔く柔く』『ウルヴァリン：SAMURAI』のロケ地としても使われてきた鞆の浦で、ゆったりとした癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪