来場者は200万人以上、博多どんたく（福岡県） | 風俗のお仕事コラム

ゴールデンウィークに福岡県福岡市で毎年行われる博多どんたくまつりは、国内最大級の都市まつりです。
それでも耳にしたことのない人は多いと思いますし、そもそも博多「どんたく」とは何でしょうか。
博多どんたくの正式名称は福岡市民の祭り　博多どんたく　港祭りといい、そのはじまりは博多松囃子、とされています。
そもそも博多どんたくが始まったのは、博多の街に栄えさせた武将である平重盛（平清盛の息子）が亡くなった1179年に、
彼に感謝を示したのが博多松囃子の始まりと伝えられています。この説は1説であり他の説もありますが、600～800年の歴史があることには違いありません。
時は流れ江戸時代、このころの博多松囃子は福岡の藩主を表敬訪問する小正月行事でした。
福岡城へ新年のお祝いに赴く行列は通りもん、と呼ばれ、この通りもんこそが現在の博多どんたくの原型ともなっているものなのです。
博多松囃子は明治時代に1度禁止されるも、同じく明治時代に松囃子は松囃子という名前からどんたくという名前へと変わり、戦争などで中断はあったものの復活をし、
今でも親しまれる行事として博多どんたくは行われています。
どんたくという言葉の意味は日本語ではなくオランダ語で、日曜日を表すゾンタークという言葉がなまったものなのです。
こんなに日本語らしい響きと文字列なのに、日本語どころか英語でもなくオランダ語だなんて、とても意外ですよね。

博多どんたくは5月3日と4日に行われ、正式な日程には含まれないものの、2日には前夜祭も行われます。
前夜祭では古典どんたくの歌謡ショーや演劇が行われ、3、4日には大規模なパレードが開催されます。
4日目の18時には誰でも参加できる総踊りが始まり、地元民や観光客、誰でも参加できる総踊りは毎年とても楽しみにしているという人が沢山いるそうです。
大混雑する博多どんたくですが、大混雑してでも見たい、参加したい、と思う人ばかり。それほど人を魅了する祭りだということがわかります。

ゴールディンウィークに福岡に出稼ぎに行くなら、博多どんたくに参加してみてはどうでしょうか。きっと満足できると思いますよ！