ラピュタのような無人島!?明治時代の軍事要塞、友ヶ島

ラピュタのような無人島!?明治時代の軍事要塞、友ヶ島

友ヶ島ってどんなところ?

和歌山県の紀伊水道にひっそりと浮かぶ無人島「友ヶ島」。
明治時代に軍事要塞として使わており、第二次世界大戦以降は放置され、今や数々の廃墟が存在します。
その様がラピュタのに似ていることから、ちまたでは「ラピュタのような無人島がある」とにわかに話題になっています。

明治時代当時、旧日本軍によって外国艦隊の大阪湾への進入を防ぐために、沖ノ島内5箇所と虎島に砲台や防備衛所が築かれました。

当時の地図には記されていなかった

第二次世界大戦の際は要塞施設として軍人以外の一般人の立入は禁止されていたため、当時の地図には白く塗りつぶされて解読できないようになっていました。

第二次世界大戦はほぼ航空戦が中心であったため、対艦用に準備していた砲台は一度も使われることがなく終戦しました。
戦後は友ヶ島の全域が「瀬戸内海国立公園」に指定されたため、終戦時に爆破処分された第2砲台以外は軍事施設跡が綺麗な状態で残されています。

そのもの珍しさと独特の雰囲気から、映画や雑誌などメディアなどに取り上げられ、作品などのモデルになることもあります。

一度は訪れてみたい地

友ヶ島へは南海加太線の加太駅で下車し、徒歩でおよそ20分ほどの加太港から定期船が出ています。
旅客運賃は大人両道2,000円(片道1,000円)。
毎週火曜日と水曜日は運休である上に本数が少ないので事前に調べておくことが必要です。
また、時期によって運航状況が異なります。
島の四方八方に砲台跡が残されており、間近で見て回ることができます。

友ヶ島には修験道に関係する史跡や行場も存在しています。
夏期シーズンやゴールデンウィークなどの大型連休の際は混雑し、乗船定員を超えて船に乗ることが出来ないということも。
訪れる時期も考慮しつつ、計画的に予定を立てて行きましょう。


いかがでしたでしょうか?
今もなお当時の面影を崩すことなく佇む友ヶ島。
異世界に迷いこんだかのような世界観に、貴方も夢中になること間違いなしです!

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