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日本三大朝市のひとつ、飛騨高山「宮川朝市」
新鮮な食材が目白押し!
飛騨高山の朝市「宮川朝市」は、岐阜県高山市下三之町の宮川沿いの路上で行われている朝市です。
石川県の「輪島朝市」、千葉県の「勝浦朝市」と並ぶ日本三大朝市のひとつで、高山市を代表する観光名所の一つでもあります。
江戸時代に端を発し、明治の中頃から農家の主婦たちによって野菜が並べられ「朝市」と呼ばれるようになりました。
宮川朝市は50~70店舗ものお店が並び、見どころ満載の朝市になっています。
季節や天候によって出店数は変動することが特徴で、天気が悪い日は出店数が減少することが多いです。
豪雪や豪雨、落雷の予報がある場合などにより全く出店されない日があるものの、ほぼ年中無休で出店されています。
営業時間は6:30〜12:00(冬期間は、8:00〜12:00)です。
どんなものを売っているの?
宮川朝市が開催される通りは「朝市通り」とも呼ばれ、ここでは新鮮な野菜・果物・花など、お店が大切に育てた栄養満点の商品が並びます。
お店のおばさんたちとの素朴な会話のやりとりも楽しく、純粋な高山言葉も新鮮です。
高山の名産品だけでなく、加工食品や手作りの雑貨なども販売されています。
観光客をはじめとし、地元の利用者も訪れることから伝統ある市民の市場としても親しまれています。
朝市の名物
朝市で最も多く見かける朝市の名物が「漬物」、「赤かぶ」です。
民芸品では「サルボボ」、木造りの小物や手芸品。
果物ではりんご、桃、メロンなどをはじめ、だんごや飴、餅、味噌が人気です。
忘れてならないのが山菜、キノコなどの高冷地野菜。
ここでしか味わえない新鮮な食材はまさに天下一品です。
人気のさるぼぼ人形
さるぼぼは、飛騨高山などで昔から作られる人形です。
飛騨弁では赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、さるぼぼは「猿の赤ん坊」とい使われています。
近年では、土産として飛騨地方の観光地で人気のお土産となっています。
さるぼぼぼの全身の色が赤いのは、古くから赤色は「悪霊祓い「「疫病除け」の御利益があると見なされてきたからと言われています。
最近では、赤以外に黄色や緑色などさまざまなカラーバリエーションが見かけられるようになり、さまざまな可愛いデザインも販売されています。
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