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博多で食べる美味しい水炊きでリフレッシュ!
▼水炊きとその歴史
水炊きの起源は慶応年間。博多煮と別名がつくように、博多で生まれ育ち、各地へ広まりました。
水炊きの発祥は香港に渡り、英国人の家庭の下で住み込みで料理の勉強をしていた林田平三郎が、習得した西洋料理のコンソメと、中華風の鶏がらスープをアレンジし、完成させたものが水炊きだと言われています。
当時水炊きが登場した時には鶏肉の水煮とスープを楽しむというシンプルな料理でしたが、それを現在の水炊きへと完成させたのは、博多の商家の女将さん達の手でした。
家庭に美味しく身体に栄養がつくように、豆腐やたっぷりの野菜を加え、家庭料理へと変化させたのです。
この野菜たっぷりの健康的な水炊きがどんどん広まり、博多の味として親しまれることになりました。
水炊きというと鍋料理ですし冬に食べるイメージがありますが、博多で水炊きを食べる時期は冬に限りません。
早生キャベツが博多で出回る春や、毎年7月1日から7月15日にかけて開催される博多祇園山笠に合わせた夏になど、1年を通して食べ親しまれるもので、 さらに博多水炊きは、軍鶏鍋(東京)、かしわ鍋(京都)、きりたんぽ鍋(秋田)に並び、四大鶏鍋料理のひとつとしても知られています。
今や水炊きは日本国内では留まらず、2007年には生まれ故郷でもある中国へも帰省し、2014年には台北へも渡っています。
▼水炊き、どう食べるの?
博多水炊きの食べ方は、鶏の旨みがぎゅっと濃縮されたスープにネギなどの薬味を加え初めに飲み、その後具である野菜や鶏肉をポン酢で漬けて食べます。
最後には雑炊で締めたり、ちゃんぽん麺で締める場合もあるそうです。とてもヘルシーで食べやすく、女性にも大人気の料理になっています。
博多には水炊きを出しているお店が沢山あり、その中でもとても美しい夜景を眺めながら鍋をつつけるお店もあったりと食べれる場所もあったりと、自分の気分に合わせて選べるのも大きな魅力の一つです。
出稼ぎで体力を使って疲れた日は、水炊きを食べて疲労回復しましょう!仕事帰りにふらりと立ち寄れるようなお店にも水炊きはあるので、出稼ぎ期間中いつでも食べたくなってしまいそうですね。ぜひ、水炊きの魅力に虜になってください。
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